
開花期が非常に長い観賞・薬用植物。花蜜は少ないが橙色の花粉を出し、庭で季節の初めと終わりの補助になる。
キンセンカは地中海原産で、庭や薬用植物の畑で栽培される一年草である。蜜は少なく、ミツバチは主に花粉を求めて訪れる。その価値は、温帯では春から初霜までほぼ途切れなく咲くことにある。一重咲きの品種は八重咲きよりはるかに蜂の役に立つ。八重咲きでは筒状花が花弁に覆われてしまうからである。
春播きでは5〜6月に咲き始め、咲き終わった花を摘み取れば10〜11月まで続く。秋播きにすると、地中海沿岸では冬にも花が見られることがある。
単花蜜はない。花粉荷はオレンジ色である。
養蜂場周辺の庭では、一重咲きのオレンジ〜黄色の品種を選ぶべきである。畑規模で栽培される場所では散布の時期に注意し、蜂が飛ばない夕方の時間帯にずらすべきである。