
淡青色の花房をつけるカリフォルニア原産の常緑低木。4〜6月にミツバチへ豊富な花粉と蜜を与える。
Ceanothus thyrsiflorus(カリフォルニアライラック)は、アメリカのカリフォルニア州とオレゴン州南部の海岸に生える常緑低木で、春に淡い青色の花房で覆われる。ライラックとは類縁関係がなく、名前は花の色に由来するにすぎない。小さな花は短く開いた構造で、ミツバチは豊富な花粉と蜜の両方を集める。ヨーロッパの庭でも、ミツバチをよく引き寄せる観賞用低木として知られる。
4月から6月に咲き、ときに晩夏に2回目の、より弱い開花が見られる。
単独の蜂蜜として採蜜されることはない。花粉の寄与がはっきりしているので、春の群の発達を助ける。
乾燥した夏と温暖な冬を必要とする低木で、地中海性気候の庭に向き、長く厳しい霜に弱い。根が空気中の窒素を固定する微生物と共生するので、やせた土地でも育つ。寿命は比較的短く、10〜15年で植え替えが必要になることがある。トルコではまれにしか植えられない。