
垂れ下がる紫と黄の筒状花をつける地中海原産の一年草。早春に花蜜を出し、主にマルハナバチが利用する。
Cerinthe major は、ろう質の青緑色の葉をもつ一年草で、地中海域の畑の縁、オリーブ園、石の多い斜面に生える。トルコでは西部沿岸に記録があり、ヨーロッパでは観賞用にも栽培される。垂れ下がる筒状の花は豊富な蜜を分泌するが、筒が長いため主に利用するのはマルハナバチである。ミツバチも訪れるが、花粉の寄与は低い。
地中海沿岸では2月から5月、温帯で春に播くと6月から8月の間に咲く。
単花蜜はない。
早春の沿岸の養蜂場では小さな支えとなりうる。庭ではこぼれ種で毎年また生えてくる。採蜜を期待して播く必要はないが、早くから飛ぶマルハナバチの女王にとっては貴重な蜜源である。