
2〜3月に葉のない枝に黄色い花を咲かせる一年で最初の蜜源のひとつで、暖かい日に貴重な花粉と少しの蜜を与える。
セイヨウサンシュユは、葉が出る前に枝を小さな黄色の花の束で覆う、長命な小高木または大型の低木である。ハシバミやヤナギとともに、一年で最初のミツバチの蜜源のひとつである。花の蜜は少ないか中程度だが、花粉は豊富で栄養価が高い。越冬明けの蜂群にとって、最初の新鮮な花粉はセイヨウサンシュユから来ることが多い。
2月下旬から3月下旬まで、約3〜4週間咲く。ミツバチが働けるのは10〜12°Cを超える晴れた昼の時間帯だけなので、利用できる日数は天候しだいである。
採蜜できる蜂蜜はできない。花蜜と花粉はそのまま蜂児の育成に使われる。花粉荷は黄色である。
新鮮な花粉が入ると育児が一気に始まる。この時期には蜂群の貯蜜を点検し、必要ならキャンディや砂糖液で補うこと。黒海、マルマラ、中央アナトリアの林縁に普通に見られ、蜂場の周りに植える早咲きの木として最良のもののひとつである。