
ヤマモガシ科のニュージーランドの森林樹。ビロード状の赤い花が豊富な蜜を出し、濃い琥珀色で麦芽のような風味の蜂蜜になる。
Knightia excelsa(レワレワ)は、ニュージーランド北島と南島北端の森林に生える、細く高い幹をもつヤマモガシ科の木である。暗赤褐色のビロードのような筒状の花は蜜を豊富に含み、自然の受粉は鳥が担うが、ミツバチも盛んに蜜を集める。林縁や伐採跡地に定着しやすいので、二次林にも多い。
10月から12月、ニュージーランドの晩春に咲く。花は枝の上にブラシ状の密な房をつくる。
蜂蜜は濃い琥珀色で、麦芽やキャラメルのような香りをもち、ゆっくり結晶する。ニュージーランドでは在来林の蜂蜜の一つとして単独で販売されている。
この木はニュージーランドにのみ自生し、ヨーロッパとトルコにとっては参考情報としての記載である。木材は装飾的な木目でも珍重される。