
ヨーロッパの山地の石灰質の林縁に生える白い大きな散形花序のセリ科植物。真夏に露出した蜜で多くの昆虫を養う。
Laserpitium latifoliumは、アルプス、ピレネー、カルパティア山脈、中欧の石灰岩の山地の林縁、空き地、石の多い草地に生える、高さ1.5メートルにもなる大型のセリ科植物である。青みがかった緑色の幅広い裂片をもつ大きな葉と、20~40本の放射枝をもつ大きな白い散形花序がある。蜜が露出した花盤にあるため、ハエ、甲虫、カリバチ、ミツバチが容易に利用する。
7~8月に咲き、山地の養蜂場では真夏の花の多様性に貢献する。
独自の蜂蜜はなく、山地や林縁の百花蜜のわずかな成分である。花粉も集められる。
トルコには自生しない。ヨーロッパの山地の養蜂家にとっては石灰質の林縁の多様性を示す種である。単独で大きな流蜜をもたらすことはないが、夏の間の蜜源の継続に貢献する。