
一時的な水たまりや湿った畑のくぼ地に生える小さな桃色花の一年草。養蜂上の寄与は小さく局地的。
Lythrum hyssopifoliaは、冬と春に水がたまり夏に干上がるくぼ地、湖や池の岸、湿った畑の底、車のわだちに生える、高さ10~30cmの小さな一年草である。エゾミソハギ(Lythrum salicaria)の近縁種だが、その目立つ穂とは違い、葉腋に1個ずつ咲く小さな淡いピンクの花をつける。ミツバチがときおり訪れるが、花が小さくまばらなため、蜜と花粉の寄与は低い。
6~9月、水が引くにつれて咲く。
独自の蜂蜜はなく、百花蜜への寄与も無視できる程度である。
本当の重要性は、一時的な湿地の自然植生の一部であることにある。一部のヨーロッパ諸国では減少したため保護されている。養蜂目的での播種は勧められない。湿地の縁では、Lythrum salicariaのほうがはるかに価値の高い蜜源である。