
オーストラリアの湿地に生える樹皮のはがれる高木。涼しい季節に豊富な蜜と花粉を出し、その蜂蜜はフロリダや豪州で販売される。
Melaleuca quinquenerviaは、オーストラリア東海岸の湿地や湿った平野に生える、白い樹皮が幾重にもはがれる木である。クリーム白色の瓶洗いブラシ状の花は蜜と花粉を豊富に出し、自生地でも、導入先のフロリダでも重要な蜜源となっている。ほかの蜜源が少ない涼しい季節に咲くことが、群にとって特に価値が高い。
オーストラリアでは主に秋から冬に咲く。開始時期と期間は地域によって異なる。
蜂蜜は琥珀色で、はっきりとした独特の香りをもつ。開花中、蜜が熟成する間に巣箱から漂う鋭く不快なにおいは、養蜂家の間でよく知られている。
フロリダのエバーグレーズでは湿地を覆いつくす深刻な侵略的外来種であり、生物的防除が行われている。葉からはニアウリ精油が採れる。トルコとヨーロッパでは養蜂上の重要性はなく、参考情報としての記載である。