
風媒花で蜜は出さないが、春に花粉を豊富に供給する。オリーブミバエ防除の散布はミツバチにとって重大な危険。
オリーブは風媒花の木で花蜜を分泌しないが、白く小さな花は大量の花粉をつくる。エーゲ海、マルマラ、地中海地方では、広いオリーブ園が春に育つ蜂群へ重要な花粉を供給する。ミツバチは特に朝のうちと乾いた天候のときに集める。
沿岸では4月下旬、内陸では5月から6月上旬にかけて、約2週間続く。多くの木は2年に1度たくさん花をつけ、不作の年は花粉も少ない。
オリーブの蜂蜜は存在しない。花粉荷は黄色である。オリーブクロカイガラムシなどの吸汁性昆虫が多い園では葉に甘露がたまることがあり、ミツバチがときどきそれを集める。
8月から10月にかけて、オリーブミバエ対策として毒餌や全面散布が行われる。この時期はオリーブ園の中やすぐ隣に巣箱を置かないこと。散布の告知に注意し、必要なら巣箱を遠ざける。