
乾いた真夏に紫の頭花から蜜を出す大型のアザミで、牧草地や道端で7月の蜜切れを和らげる。
オオヒレアザミは、銀白色の毛に覆われた大きな葉と翼のある茎が目を引く二年草のアザミである。紫色の頭花にはミツバチやマルハナバチが盛んに訪れ、深い根のおかげで夏の乾燥期にも花蜜を出し続ける。単独で大きな流蜜はもたらさないが、蜜源の乏しい時期に蜂群の維持を助ける。
6月下旬から8月まで。一株の頭花が順に咲くため、5〜6週間続く。牧草地、脱穀場、家畜囲いの周り、道端など、窒素に富む荒れた土地を好む。
花粉荷は白っぽいクリーム色である。寄与する夏の蜂蜜は色が淡く、香りは穏やかである。単花蜜としては知られていない。
家畜が食べないので、放牧地にも残る。北米やオーストラリアでは侵略的とされるが、トルコやヨーロッパでは在来種であり、播く必要はなく、生えている場所で守れば十分である。