
湿った畑や水路沿いに生える一年草で、晩夏から10月まで桃色の穂が遅い時期の蜜と花粉を出す。
ハルタデは、葉の中央に暗色の斑紋をもつことが多い、ピンクの密な穂をつける一年草である。小さな花は蜜腺が露出しており、ミツバチは蜜と花粉を求めて定期的に訪れる。蜜の分泌は土壌の湿り気に大きく左右され、灌漑畑、水田の縁、用水路沿いでははっきりしているが、乾いた土壌では弱い。
6月末から10月まで、特に収穫後の畑や、灌漑されたトウモロコシやテンサイの間で盛んに咲く。
単独の蜂蜜としては採れず、秋の百花蜜に加わる。タデ類の蜜は蜂蜜の色を濃くすることがある。
越冬蜂が育てられる秋に花粉と蜜を供給する点で有益である。畑の雑草のため除草剤で除かれるが、湿った縁の帯では生き残る。