
カリフォルニアの砂漠原産で濃青色の鐘形花をつける一年草のファセリア。ミツバチは訪れるが、蜜源としてはハゼリソウより劣る。
Phacelia campanularia は、カリフォルニアのモハーヴェ砂漠とコロラド砂漠の砂や礫の斜面に生える、背の低い一年草で、ヨーロッパでは観賞用に播かれる。濃い青の鐘形の花にはミツバチと野生のハナバチが訪れる。蜜源植物として広く播かれる Phacelia tanacetifolia と異なり、本種の蜜と花粉の生産量についての測定データはごく少なく、株が小さいため畑規模での重要性はない。
温帯では4〜5月に播くと6月から8月の間に約6〜8週間咲く。自生地では冬の雨に応じて2〜4月に開花する。
単花蜜はない。
砂質で水はけと日当たりのよい庭の一角で、ミツバチに優しい観賞植物として育てることができる。葉や茎の腺毛は、人によっては皮膚にかゆみや赤みを起こすことがある。蜜源植物として播くなら、Phacelia tanacetifolia を選ぶべきである。