
地中海のマキに生える常緑低木で、早春の小さな香りのよい花が少量の蜜と花粉を出す。
Phillyrea latifoliaはオリーブの近縁で、マキ(地中海性低木林)を構成する常緑樹である。葉腋に集まって咲く小さな緑白色の花は、風と昆虫の両方で受粉する。ミツバチは主に花粉を目当てに訪れる。蜜の量は少なく、養蜂文献での価値は限られたものとされる。
3月~5月に、エーゲ海と地中海沿岸のマキ、ブルティアマツの林床、岩の多い斜面で咲く。早く咲くため、沿岸の蜂場で春の花粉の多様性に貢献する。
この名の蜂蜜はなく、マキの春の百花蜜にわずかに加わる。
単独では蜜源にならない。価値は、イチゴノキ、ゴジアオイ、エリカなどほかのマキ植物とともにつくる春の支えにある。この種の蜜の分泌と花粉の色についての測定データは少ない。