
ステップや乾いた草原に生える紫の穂のセージ。刈り込むと再び咲き、夏の間ミツバチに蜜を与える丈夫な蜂の庭向き植物。
中央・東ヨーロッパからアナトリア、コーカサス、中央アジアにかけて、ステップ、乾いた草地、道端に生えるセージの仲間です。花冠筒がSalvia pratensisより短いため、ミツバチは蜜により楽に届きます。東ヨーロッパでは優れた蜜源植物として知られ、多くの園芸品種も作られています。
紫から濃紺の密な穂が6月に咲き始めます。しおれた穂を切ると8月から9月に二度目の開花があり、こうして3か月近くミツバチの役に立ちます。暑く晴れて乾いた条件でも蜜を出し続けます。
単花蜜はなく、ステップや高原の蜂蜜に混ざります。花粉の供給は中程度です。
乾燥にも寒さにも強いため、蜂場の周り、道路の法面、庭の縁取りにとても適しています。花後の剪定で二度目の開花が得られ、夏の蜜枯れを埋める助けになります。種子からも株分けからも簡単に増やせます。