
乾いた石灰質の斜面に多い矮性の半低木。盛夏の桃色の花がミツバチに中程度の蜜を与え、乾燥した庭でも丈夫に育つ。
ヨーロッパから地中海沿岸、アナトリア、コーカサスにかけて、乾いた石の多い石灰質の斜面やナラ林・マツ林の空き地に生える、丈の低い半低木です。トルコでは広く分布しています。花はミツバチや野生のハナバチが訪れ、蜜源としての価値は中程度、花粉の供給は少ないです。
ピンクがかった紫色の花が6月から8月に咲きます。乾いた暑い条件に強いため、真夏の数少ない開花植物の一つになることがありますが、単独で強い流蜜をもたらすことはありません。
単花蜜はなく、山や乾いた放牧地の混合蜜にわずかに寄与します。
ロックガーデン、乾いた法面、低い縁取りに向き、剪定にもよく耐える植物です。葉は民間でお茶として使われますが、この植物には肝臓に有害な成分が含まれることが知られています。この注意は植物そのものについてのもので、蜂蜜について知られている問題はありません。