
11月から4月まで咲く常緑低木。地中海性気候の暖かい冬日に、ミツバチへ少量の蜜と貴重な冬の花粉を与える。
トキワガマズミは地中海のマキや湿った林床の常緑低木で、トルコでは沿岸部に自生し、公園の生け垣植物としてもよく使われる。ピンクのつぼみから開く白い花の散房花序は、冬に咲く数少ない蜜源のひとつである。花蜜は少なく、花粉の寄与は中程度である。
11月から4月まで冬の間ずっと少しずつ咲き、最も盛んなのは2〜3月である。ミツバチが利用できるのは、飛べるほど暖かい日だけである。
蜜源ではない。冬に届くわずかな新鮮な花粉が、沿岸部で早く始まる育児を支える。
沿岸の養蜂場の周りに植えると、冬から早春にかけての花粉の空白を和らげる。金属光沢のある青い実は人には食べられない。日陰と剪定に強い植物である。