
畑の縁に生え切り花にも栽培される白い散形花序の植物。初夏に露出した花蜜と花粉を出し、家畜に光線過敏症を起こす。
ドクゼリモドキは地中海域と中東の畑の縁、休耕地、荒れ地に生える一年草で、ヨーロッパでは切り花としても生産される。レースのような白い散形花序の小さな花は蜜をむき出しで分泌し、ミツバチ、ハエ、スズメバチ類が容易に利用する。蜜と花粉の寄与は中程度である。
5月末から8月まで続く。秋に発芽した株は、地中海沿岸では4月末に咲き始めることがある。
単花蜜はなく、初夏の混合蜜の一成分である。
本種、特に種子はフロクマリンを含み、放牧家畜に光線過敏症を起こすことがある。蜂蜜への悪影響は報告されていない。トルコで俗に「diş otu」とも呼ばれる近縁の Ammi visnaga と混同してはならない。どちらも蜂が訪れる。