
多肉質の庭の多年草。8〜10月のピンクの花房は蜜を取りやすく、秋に最もミツバチが集まる植物の一つ。
オオベンケイソウは中国・朝鮮半島原産の多肉質の葉をもつロックガーデン向きの植物で、晩夏に平らなピンクの花序を開く。浅く開いた花は蜜を取りやすく、暖かく晴れた日にはミツバチ、マルハナバチ、チョウが株を覆いつくす。庭では晩夏から秋に最もよく訪花される蜜源植物の一つである。
8月から10月まで長く咲く。ピンクの花は次第に色が濃くなり、枯れた種子の頭は冬まで株に残る。
少量の花粉も出す。単独の蜂蜜として採蜜されることはないが、越冬用の貯蜜を蓄える時期に群へ新鮮な餌をもたらす。
園芸店で最もよく売られている品種'Herbstfreude'(Autumn Joy)は本種とHylotelephium telephiumの交配種で、ミツバチも同じように訪れる。乾燥にきわめて強く、水やりは不要で、肥料を与えすぎると倒れる。都市養蜂では秋の蜜源として信頼できる選択肢である。旧名はSedum spectabileである。