
蜜を出さない自家受粉の穀物。ミツバチは花粉が乏しい時期に限り、朝の短い開花時間に花粉を集める。
イネはおおむね自家受粉で、蜜を出しません。小穂は朝の短い時間、たいてい1〜2時間だけ開き、その間にこぼれる花粉をミツバチが利用することがあります。花粉の質は低いとされ、ほかの蜜源があればミツバチはイネをほとんど選びません。
トルコではトラキア、黒海地方、中央アナトリアの灌漑された平野で7月から9月に開花します。一つの田での開花期間は1〜2週間です。
蜂蜜生産への寄与はありません。花粉荷の色について信頼できる記録は見つかりませんでした。
水田では、茎に入る害虫や葉を食べる昆虫に対する農薬散布が、水路の水を飲み花粉を集めるミツバチにとって危険になります。こうした地域では巣箱にきれいな水源を用意し、散布の予定を把握しておく必要があります。