
晩冬から春まで長く咲く蜜の良い地中海の低木で、淡色ですぐ結晶するスペインの有名なローズマリー蜂蜜の源。
ローズマリーは香りが強く、針状の葉をもつ地中海の常緑低木である。淡い青から藤色の唇形花は、ミツバチが楽に利用できる良い蜜源である。冬の終わりの暖かい日に咲くことで、一年で最も早い花蜜と花粉の入りのひとつをもたらす。スペイン東部では広大なローズマリーの低木林が春の主な流蜜となる。
地中海沿岸では2月から5月、暖かい場所では秋や冬にも一部咲く。涼しくても晴れた日なら花蜜の分泌は続く。
ローズマリーの蜂蜜はごく淡い色で、ほぼ無色であり、軽い花と草の香りがある。早く細かい粒で結晶し、結晶すると白くクリーム状になる。ヨーロッパでよく知られた単花蜜のひとつである。
トルコでは主に庭、公園、生け垣で育てられている。広い自生地が少ないため、独立した蜂蜜を得るのは難しい。乾燥に強く剪定で形を整えられるので、蜂場の周りの生け垣として植えることが勧められる。新しい学名は Salvia rosmarinus である。