
雪解けとともに林や草地で咲く小さな青紫色の球根植物。最初の飛翔期にミツバチへ花粉と蜜を与える。
Scilla bifoliaはヨーロッパ中部・南部からアナトリア、コーカサスにかけて、落葉樹林、低木林、山地草原に生えます。各球根から出る2枚の葉の間に伸びる茎に、星形の青紫色の花が咲きます。蜜は少ないものの取りやすく、花粉は早期の蜂児にとって貴重です。
標高に応じて2月から4月、雪が消えるとすぐに咲きます。晴れた昼の時間帯、気温が10 °Cを超えるとミツバチが盛んに訪れます。
蜂蜜生産への寄与はなく、価値は育児開始期の花粉と蜜にあります。青みがかった花粉を報告する資料もありますが、確かな色の記録は見つかりませんでした。
庭木や果樹の下に植えた球根は、年を追って自然に広がります。野生の球根を掘り取ってはならず、苗圃で生産された材料を使うべきです。