
温帯で最も重要な蜜源植物の一つ。5〜9月に牧草地や芝地で咲き、豊富な蜜と茶色の花粉、淡色のクローバー蜂蜜をもたらす。
ヨーロッパと西アジアを原産とし、今日では温帯全域の放牧地、草地、芝生、道端に広がる、地表を這う茎をもつマメ科植物です。花の筒が短いため、ミツバチは容易に蜜に届きます。北・中央ヨーロッパ、ニュージーランド、カナダでは主要な流蜜源の一つです。
5月から9月まで、刈り取りや放牧のあとに何度も繰り返し咲きます。泌蜜は約18 °Cを超える暖かく湿った日、また石灰とリンが十分な土壌で最も多く、干ばつではすぐに止まります。
クローバー蜜は水のような白からごく淡い黄色で、軽くやわらかな甘さです。ブドウ糖の割合が高いため速く細かい粒で結晶し、クリームハニーづくりに向いています。花粉荷は茶色です。
夏に雨の多い地域では安定した流蜜をもたらします。開花期の芝生や放牧地での頻繁な刈り取りと広葉雑草用の除草剤はこの蜜源をなくしてしまいます。蜂場の周りで刈り取りの回数を減らすと、流蜜が長く続きます。